1月7日現在、インドの新型コロナウィルス累計患者数は、10,395,938人で1千万人を超えましたが、1日当たりの感染者数は減少傾向になっています。
1月3日、インド政府は英国のアストラゼネカ(AstraZeneca)とオックスフォード大学(Oxford University)共同開発したワクチン(COVISHIELD)とインドのバーラトバイオテック(Bharat Biotech)が開発したワクチン(COVAXIN)の2種類の緊急使用を承認しました。2種類のワクチンは、一般の冷蔵庫で安全に保管でき、インドの高温下の既存の医療施設での取り扱いも容易といわれています。
COVISHIELDは、インド国内のセイラムインスティテュートオブインディア(SII: Serum Institute of India)で製造され、COVAXINはインド独自開発のワクチンです。
ワクチンの承認決定については、安全性や承認プロセスの透明性の面で一部に批判の声がありますが、COVISHIELDが1回の投与あたり3ドル以下で供給される見込みであることを考慮すると、インドおよび発展途上国にとって有望なワクチンになるかもしれません。
(indiatvnews.com)