9月23日、ワシントンDCにおいて菅首相とモディ首相の日印首脳会談が行われました。日米豪印首脳による戦略対話QUAD(Quadrilateral Security Dialogue)の会議に先立って実施されたもので、2018年10月のモディ首相来日に続く対面による首脳会談になりました。
両首脳は、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向け、海洋安全保障の重要性について一致するとともに、地域における連結強化や法の支配に基づく国際秩序の形成のため、緊密に連携することを改めて確認しました。また、両首脳は、新型コロナ対応で連携することを再確認し、安全保障分野やデジタル、エネルギー、環境、保健分野においても協力を進めていくことを確認しました。
日本は、インドのインフラ整備等に多大な貢献をしていますが、2022年の日印国交樹立70周年を念頭に、経済協力のみならず科学技術分野における人材交流も拡大し、二国間関係が更に強化されることが期待されます。