インドの最高裁判所は、12月2日、インドに避難したロヒンギャ難民の対応に一つの判断を示ました。インド当局に拘束されていた5人のロヒンギャが強制送還されたことに対する嘆願を受け、最高裁判所は不法入国者に対する権利は一部制限されると表明しました。
仏教徒が多数を占めるミヤンマーのイスラム教系少数民族のロヒンギャが、国籍を奪われ国外に避難しており、インドにも4万人以上の避難民が居住しています。避難民の中には、法的に難民と認められ法的な保護が適用される者とそれ以外の不法入国者がいます。最高裁判所は、全避難民に対し食料、住宅、教育、医療等の支援をすることに対する疑問を表明したことになります。
インドは、国連難民条約の署名国ではありませんが、ロヒンギャを難民として正式に認めるような国際的な圧力と国の安全保障上の懸念が存在しており、今後の政府の判断が注目されます。
(Photo: The Indian Express)