インドの最大の祝日である「ディワリ(Diwali)╱ディーパバリ(Deepavali)」は、ヒンズー教の新年を祝う最大の行事です。(2025年は10月18日から23日に行われました。)ディワリは、インド人が闇(悪)に打ち勝つ光(善)を祝う行事で、粘土ランプ(deepa)の列(avali)から来ており、キリスト教徒のクリスマスと同様にインド人にとって重要なお祭りです。
インドの新年を祝う行事は、地域の伝統や異なる暦によって州ごと別個に行われています。インドで広く認知されている新年は4月14日で、タミルナード州のプタンドゥ(Puthandu)等タミル歴を使用する各地で祝典が行われます。また、4月14日は、新年とは別にインドの憲法の起草者アンベードカル博士(B.R.Ambedkar)の誕生日でもあり、平等の日(Equality Day)と呼ばれ、社会的な意義でも多くの州で祝日になっています。
インド全体としての記念日は、共和国記念日(1月26日)や独立記念日(8月15日)などの国民の祝日がありますが、地域の伝統に根ざしてないため、1月1日に特別の祝典はなく祝日としていない州政府もあります。
インドでは各州が、地域や宗教等による深い文化的結びつきによる独立性を重要視しており、歴の標準化は困難で、単一の国民の新年を採用することはないでしょう。
(Photo: The Economic Times)