インドにおけるインターネット環境が整備されるにつれて、インターネットユーザーも日に日に増加しています。これに伴い、Eコマースの利用者も増え続け、2014年には4千万人だったオンライン購入者が2015年には6千5百万人に増加すると見込まれ、今後5年間で35%増加し、取引総額が1千億ドル(約12兆円)を超えると予想しています(アソチャムレポート)。
このあおりをまともにくらっているのが、モールの小売店舗であり、店舗空き インド大手のEコマース会社Flipkartのオンラインショップサイト
スペースが2014年に比して30%も落ち込み、現在のモールの店舗スペースの空き室率は25%です(同レポート)。
インドのIT産業は元気であり、インド無しには米国のITの成長はあり得ないとまで言われています。このIT大国でEコマースが発展して行くのは当然の成り行きでしょうが、その市場規模が膨大であることから、日本企業も何らかの形で関与していくことが望まれます。