インドでは現在36件の世界遺産が登録されています。
そのうち文化遺産が28件、自然遺産が7件、複合遺産が1件で、そのうち最も有名なタージマハルが1631年に死去したムムターズマハル妃のために造られた墓廟であることをご存知の方は多いかと思います。
弊社平野もタージマハルの眼前にそびえたつような壮観な光景にすばらしく感動したそうですが、今回は平野がこれまで訪れたインドの宿泊施設で最も印象に残っている宮殿ホテルについてご紹介いたします。
インドには数多くの宮殿ホテルがあるそうです。
そのうちの1つ、ラジャスタン州にある「ウメイド・バワン・パレス」は今もマハラジャが住む宮殿ホテルだそうです。
かつて日本でバブル期に流行ったクラブ「マハラジャ」、そもそもマハラジャとは領主という意味があるそうで、この宮殿はホテルとして機能しながら、持ち主の住まいでもあるそうです。
英国の植民地だった時代にインドは560もの領土に分かれ、それぞれの領土はかつての江戸時代の藩主のように領主によって統治され、独立後にその地位は廃止されましたが、家系は続きインド各地の宮殿を改築しながら維持しているとのことです。
平野の印象に強く残っているのはそのエキゾチックな建築様式と豪華な食事、宮殿内の壮美なプール、どこまでも続く手入れの行き届いた庭の景色、夜は火をさんさんと焚いたパフォーマンスに、行き届いたホスピラリティ―…インド中さまざまな場所を訪れながら、心からリラックスし安心して過ごせたこの場所にもう一度訪れてみたいそうです。
全体的に旅費を抑えた旅行だとしても、そのうち1泊はこのような異国情緒あふれる場所に泊まってみるのもいいかもしれませんね。