大塚食品は18日、インドに現地法人を設立したと発表した。
インドに食品・飲料の製造、販売等を目的とした『Otsuka Foods India Private Limited』(本社:インド・カルナタカ州 バンガロール、代表者:植松宏和)を2018年5月28日に設立、10月以降にレトルトカレー「ボンカレー」を発売する予定。
生産は委託し、まずは南部で企業のオフィスや工場の社員食堂への納入が中心となるが将来的には日本のようにスーパーなどで家庭向けを販売したい考え。
アジアへの進出は中国に次ぐ2カ国目とのことではたしてインドで日本のカレーが受け入れられ事業拡大へとつながるか。
中国においてはハウスのバーモンドカレーも急速に広がりをみせ、ハウス食品は中国市場を会社の事業の柱としていきたいとしていることから大塚食品はインド市場を押さえていきたいところ。
以前放送されていた日本テレビの人気番組「世界番付」で紹介されていた、1ヶ月にカレーを食べる平均回数の調査によると、1位バングラディッシュ71.1回、2位パキスタン56.3回、3位インド46.6回だったそうで意外な結果にスタジオでも驚きの反応でしたが、少子高齢化で国内市場縮小が進む中13億人の人口を抱えるインドで受け入れられれば可能性は無限に広がりそう。
参考:日本経済新聞2018年6月18日、産経新聞208年6月19日より