最近インドの大気汚染に関するニュースを目にする機会が増えていますが、在インド日本大使館からはインド在住日本人向けに「大気汚染に関する注意喚起」情報が出されています。
また11月6日に開催された「大気汚染に係る健康安全講話」の際、参加者に配布された「大気汚染に関する資料」が日本大使館ホームページに掲載されています。
( https://www.in.emb-japan.go.jp/files/000535814.pdf )
その資料によると、「世界の粒子状物質濃度の年平均値」の高い都市の上位10都市のうち9都市がインド国内の都市となっているようです。
デリー当局は、11月1日、デリー首都圏での自動車の排ガスなどに伴う大気汚染の深刻化に対処するためとして、11月4日から15日にかけて午前8時から午後8時まで、乗用車のナンバープレートによる通行規制を行う旨の通達を発出しました。これは車両ナンバープレートの末尾が偶数か奇数かによって、日替わりで通行を許可し、市内走行できる車両の数を制限するものです。ただし、政府要人の車両や緊急車両、女性のみの車両、タクシーなどの商用車、二輪車などは規制の対象外とされ、違反したものには4,000ルピー(約6,000円)の罰金が課せられるそうです。
平均年齢25歳といわれるインドの将来を担う子供たちのためにも効果が出るといいですね。