11月7日、アメリカの大統領選挙で民主党のバイデン候補が勝利を宣言しました。就任までには紆余曲折があるかもしれませんが、新任大統領の副大統領候補カマラ デヴィ ハリス(Kamala Devi Harris)上院議員は、初めての女性副大統領で南インドにルーツを持っています。「カマラ」は、サンスクリット語で「ハスの花」の意味です。
ハリス上院議員は、ジャマイカ人の父親とインド人の母親を両親に持ち、7歳の時に両親が離婚したため母とともにインドに住む母方の影響を受けて育ちました。
カリフォルニア大学入学のため19歳でインドからアメリカに渡ったハリス上院議員の母親は、インドの南部タミル・ナドゥ州チェンナイの出身ですが、その祖先の地はチェンナイから車で8時間(215マイル)のトゥラゼンドラプラム(Thulasendrapuram)村です。約350人の村であるトゥラゼンドラプラムでは、バイデンの当選とカマラ ハリスを祝福し、一日中歌、踊り、爆竹で祝いました。「おめでとうカマラ ハリス、私たちの村の誇り」とランゴリ(色の粉で作る飾り)で祝福し、まるでデュワリを祝う様子でした。
モディ首相も、「あなたの成功は、インド系アメリカ人にとって誇るべきことだ」祝福しています。ハリス上院議員のインドの家族は、大統領就任式(大統領、副大統領の宣誓)に出席する予定です。
(写真の参照:右 thenationalnews.com 左 businessinsider.com)