3月24日に発刊されたアジア開発銀行(Asian Development Bank)による「アジア経済見通し2015年版」で、インドの経済成長率が本年、来年ともにアジアでNo.1と予測されています(右図)。→
仮にアジアでNo.1とならなくてもインドが見通し得る将来、高い経済成長率を維持できると考えられます。その理由は、①モディ政権の経済戦略、②豊富な労働力、③低レベルで安定する原油価格等です。このうちの①についてはモディ政権が続く限り継続されるでしょうし、別の政権になっても社会主義的な管理経済に逆戻りすることはないでしょう。一度右に舵を切った大型船が再び左に舵を切ることは難しいのと同じです。②については25.5歳という平均年齢の国の若者が突然消滅することはあり得ませんので、不動の潜在力と言えるでしょう。③については不安定要因ですが、多少の変動幅は①と②でカバーできると見るのが妥当でしょう。では、この成長をどのような分野が支えることになるのか、そしてその分野に日本企業としてどのようなビジネスチャンスを見い出して行くかがポイントです。
細部については、チームINA会員専用ページにて配信しております。
以下のチームINA公式サイトより会員登録ができます。